玉川学園高等部・中学部
スーパーグローバルハイスクールに指定
時代に先駆けてグローバルスタンダード化に取り組んできた玉川学園は、今年、高等部・中学部がスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定された。SGHとは、国際的に活躍できるグローバルリーダーを育成するための教育を推進する高校を文部科学省が指定するもの。全人教育と「世界に通用する人づくり」をスローガンに進めてきた取り組みが評価された。
SGH指定の背景には、国際交流活動の充実や、国際的な学校連盟「ラウンドスクエア」の日本唯一のメンバー校として認定されていることなどがある。ラウンドスクエアの年1回の国際会議には高校生が参加している。環境や国際的な問題をテーマにしたディスカッションやボランティア活動などを行い、国際社会で活躍するための能力を身につけている。
グローバル人材育成の上で重要な一角を占めているのが、世界標準の教育を行うIB(国際バカロレア)クラスだ。2007年度から国際バカロレアプログラムを中等教育に導入し、国際バカロレア機構よりIBワールドスクールとしての認定を受けている。
特筆すべきは、SGHだけでなくスーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも指定されていることだ。SGHの指定を受けた56校中、SSHとダブル指定されているのは13校、そのうち私立校は5校、東京ではわずか2校だ。理科教育では、国際バカロレア機構の科学教育システムを取り入れた授業など、海外での活躍を視野に入れた教育を整備している。
今回の指定を受け、グローバル人材育成のパイオニアとしての実績と経験を生かしたカリキュラムの開発が進められている。生徒の将来を見据えた、先進的な教育への期待がかかる。
【多彩な才能が伸びる恵まれた環境】 |
玉川学園高等部・中学部
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