青山学院大学が北海道沼田町および法務省保護局と連携し、インターンシップを実施――学生らが自立更生促進センターで農業実習体験
青山学院大学は8月4日(日)~7日(水)まで、法学部生を対象にインターンシップを実施する。これは、北海道沼田町および法務省保護局との連携により行うもの。期間中は沼田町役場、および少年院を仮退院した青少年らの自立と更生を支援する宿泊施設「沼田町就業支援センター」にて意見交換や農業実習体験などを行う。沼田町の地域再生および青少年の更生と就労に関する取り組みに参加することを通して知見を広め、人間力を涵養することがねらい。
インターンシップの円滑な実施に向け、同大は沼田町および法務省保護局と協定を締結。7月26日に調印式を行い、同大仙波憲一学長の立ち会いの下、菊池純一法学部長、金平嘉則沼田町長、および法務省の斉藤雄彦保護局長の三名が協定書に調印した。
学生らは沼田町の視察をはじめ、同町の魅力を生かした修学旅行誘致プランや移住促進策を検討するワークショップ、「沼田町就業支援センター」に入所している少年らとの農業実習体験などを行う予定。
◆インターンシップ 概要
(1)実施期間
平成25年8月4日(日)~同7日(水)
(2)実施機関
沼田町役場及び沼田町就業支援センター(沼田町就農支援実習農場を含む)
(3)参加人員
青山学院大学法学部生10名、TA1名、教授1名
(4)カリキュラムの内容
沼田町就業支援センター入所少年が行う農業実習への参加体験、入所少年と共同での社会貢献活動の実施、沼田町の町づくりについての意見交換などを予定。