2013年度 新学部・新学科特集(4)中京大学
「ものづくり」と「IT」が融合した新たな工学
2014年4月に迎える開学60周年に向け、教育研究、学生支援のより一層の充実を図っている。その一環として、名古屋キャンパスの整備を進め、2013年4月、新名古屋キャンパスが始動する。さらに、情報理工学部を工学部(機械システム工学科、電気電子工学科、情報工学科、メディア工学科)に改組し、11学部18学科を擁する総合大学となる。
名古屋キャンパスのある八事地区は、ものづくりに関する各学術研究施設が集積する地域だ。そのため、“ものづくり学術交流拠点”として機械システム工学科と電気電子工学科を設置。さらに、理工学研究で20年以上の実績があり、企業との共同研究を行う豊田キャンパスには、“IT産学連携拠点”として情報工学科とメディア工学科を設置する。両キャンパスの立地条件を生かして、多様な学術研究交流、産学連携研究を展開し、「ものづくり」と「IT」が融合した新たな工学の学びを提供する。
機械システム工学科では、機械工学とITが融合する新たな時代のものづくりの現場で、即戦力として活躍できるエンジニアを養成する。電気電子工学科は、「制御・メカトロニクス分野」「エレクトロニクス分野」「通信分野」の3つの領域で、現代工学の進化に欠かせない基幹技術として電気電子工学を学ぶ。情報工学科はプログラム技術をベースに、システム開発等に必要な技術、技能を修得し、プロジェクトの中心で活躍できる情報技術のスペシャリストを育成する。メディア工学科では、プログラミング技術を修得して多様な表現方法を身に付けた上で、人とコンピュータ、社会とテクノロジーをつなぐメディアの新たな可能性を探究する。
工学部は全学科で基礎教育と体験型教育を充実させ、実践力を養っていく。さらに4年間にわたってキャリア支援を行い、社会性を備えたエンジニアを育成していく。
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