2013年度 新学部・新学科特集(5)名古屋学院大学
企業人・公務員を目指す人のための法学部が誕生
前身の愛知英語学校から数えて120年を超える歴史と伝統を持つ名古屋学院大学。2013年4月には新たに法学部を名古屋キャンパスに新設して6学部10学科になり、より多彩な学びを提供する。
法学部は、主に企業人・公務員を目指す人材を育成する。
現代社会に山積する平和、環境、格差社会など地球規模の問題を解決すべく、法曹以外にも専門的な法の知識を持ち、リーガル・マインド(法的思考力・法的判断力)を身に付けた人材が求められている時代の要請にこたえた形だ。この二つに加えて、豊かな教養と人間性、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を兼ね備え、社会・経済・文化の発展に貢献できる広い視野を持った人材の育成を行っていく。
具体的な学びとしては、希望する進路に応じた3つの履修モデルを用意している。国家公務員・地方公務員、裁判所事務官、検察事務官、警察官、政府系団体職員、国際交流協会職員などを目指す「公共公益モデル」、民間企業の営業、企画、法務、総務などの各分野での活躍を目指す「企業法務モデル」、地域社会の公益法人・NPOなどのスタッフとしての活躍を目指す「市民・法社会モデル」の3つだ。
カリキュラムでは、4年間一貫した少人数のゼミナールを必修科目として開講。調査・研究の発表、ディスカッションなどを重ね、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身に付ける。また、「生きた法」を学ぶため、学外実習を重視していく。1年次全員必修の裁判所見学のほか、2、3年次には希望者対象の「リーガル・フィールドワーク」により、法律事務所、司法書士事務所などでの実習を通して、法的問題の対応過程を体験的に学ぶ。公務員採用試験、ロースクール進学などを目指す人のために、資格センターと連携し、万全のサポート体制を整えている。
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