立正大学法学部presents 実はやさしい「法学」のハナシ
欲しい商品が安く購入できるのはありがたいことですが、類似商品でも機能に違いがあり、同じ商品でもショップによって価格が違うことは法律で守られています。これは何のためなのでしょうか。
試験で、他人の答案をこっそり覗いて答えを写すという原始的なものから、スマートフォン×SNSを用いるといったものまで、様々な形態がある「カンニング」。ルール違反の許されない行為であり、カンニングが発覚すると不合格となることは当然ですが、それとは別に犯罪は成立するのでしょうか。
「約束」は子供の頃から親しみのある言葉で、友人と気軽に交わすことができますが、「契約」となると随分と重く、簡単には行えない硬い印象を受けます。相手との取り決めということでは同じ行為なのですが、何がどう違うのでしょうか。
盛んに話題となっている憲法改正問題。私たちは小中学生の頃から憲法を守ることを教わってきましたが、その憲法の内容を変えるという問題はどう解釈すればよいのでしょうか。
なぜ4月1日生まれの人は、同じ年の4月2日生まれの人よりひとつ上の学年になるのでしょうか。実はこれは、法律上の年齢が誕生日の前日に加算されているためなのです。「年齢計算に関する法律」という法律の規定にその理由があります。
会社を経営する人の肩書きには様々なものがあります。たとえば「社長」、「会長」、「代表取締役」、「最高経営責任者」、「CEO」などなど。それでは、これらの肩書きにはどのような違いがあるのでしょうか。
学校生活でおなじみの多数決制度、選挙も正に多数決制なのですが、一方で少数意見にも耳を傾けることも必要とされています。双方が成立する正しい解釈はあるのでしょうか。
ニュースで耳にすることのある、「無期懲役」や「仮釈放」という言葉。実際の無期懲役とはどのようなものであり、また相当重い量刑なのでしょうか。
ブラック企業やブラックバイトなど過酷な労働が社会問題となっています。高校生にも身近な労働問題にはどのようなものがあるのでしょうか。
日本の環境訴訟法制度では、人しか裁判に訴えることはできませんが、本当に動物は、訴訟提起できないでしょうか。実際、ウサギ(動物)の訴訟提起をどのように解釈しているのでしょうか。
連日のように話題になる企業の不祥事、大きなイメージダウンにつながり企業の収益に直結するにも関わらず、後を絶つことができません。なぜ不祥事をなくすことが困難なのでしょうか。
人間のすることに間違いはつきもので、これは避けられないことです。その人間が人間を裁くことには、どのような意味や問題があるのでしょうか。
民法では、婚姻届を提出するとカップルは同じ名字を名乗ることになっています。ほとんどのケースでは夫側の氏を選択していますが、そのために、特に女性側で、日常生活で不都合を抱える人や、違和感を感じている人が少なくありません。なぜこのようなルールができたのでしょうか。
カップラーメンのふたに「熱いお湯にご注意」「やけどに注意」などの表示を見たことがある人は多いと思います。
なぜこんなあたりまえのことを書くのだろうと思ったことはありませんか?